手芸品に瞬間接着剤は使っちゃダメよ。
ちょこちょこ小物を作るのが好きなふくこ@fukufukulogです。
うちの学区は公立では珍しくバザーがありまして、毎年少ないですがハンドメイド作品を提供してるんです。
もちろん、任意です。
小さいから30分もあれば作れるし~ってことで、毎年フェルト小物なんですけどね。
季節もちょっと冷えてきて、羊毛や毛糸ちゃんたちが恋しくなる頃ですし。
そこで今回の事件が起きました。
手芸には、間違っても
瞬間接着剤
を使ってはいけませんよ、奥様。
素人クラフターは手芸小物の出動頻度が異様に低い
すぐにできる小物作りは好きだけれど、入園・入学準備だ、バザー用だ・・・となにかしら外部からの要請?がない限りほとんど材料には手をつけません。
今回の羊毛もそう。
すると、去年買って使った手芸用ボンドなんかはカチンコチンになって、使い物にならなかったりするわけです。
Clover 手芸ボンド フェルト用 60g入り 58-436
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この日は、バザー提出期限最後の週末。
もう平日はやりたくない。
とっとと提出したい。
しかし、ボンドがないけど外は真っ暗で今更手芸やさんまで車を走らせたくない・・・
と、どこまでもズボラなふくこさん。
ふと顔をあげると、鉛筆立てに瞬間接着剤が見えるではありませんか!
そうだ、子どものガンプラ用の瞬間接着剤を使っちゃれ!
今回はスイーツ・マトリョーシカなどのキーホルダー的フェルト小物を作っていました。
羊毛フェルトのちいさなマスコット (レディブティックシリーズ no. 3002)
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もう絶版になっていますが、30分ほどで作れるちっちゃいマスコットがたくさんあるので、アレンジしていろいろ作っています。
マトリョーシカのイメージだけお伝えするためにリンクを貼りますが・・・
こんなにマトちゃんばっかり作らんやん、っていう。
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それでですね、綿リボンを切って最後にマトリョーシカのエプロンを付けるんです。
事件はその時に起きました。
目に刺激、そして、フェルトに触れると熱い
実は、エプロンをつける前に、マトリョーシカの目ん玉も瞬間接着剤で着けたんです。
が、この時はなんともなく、
「さて、リボンをつけようかね。」
とリボンに瞬間接着剤を垂らした途端、
目が、目がぁぁぁぁぁぁ~!!!
(ムスカ大佐風)
物凄い刺激があって、涙がボロボロ・・・
とっさに、何かわからないけれど化学変化起こしてる!
塩素と酸素、混ぜるな危険をやっちゃった?!
私、呼吸困難とかになっちゃうの???
と、人間すごいですね、一瞬の間にこれだけのことを考えましたよ。
とりあえず、作品から離れ、目への刺激が治まったあとに、リボンにそぉーっと触れてみると、
熱い。
(ホントは触っちゃダメ。)
一体リボンと瞬間接着剤の間に何が起こったのでしょう?
最近Twitterで話題になってたらしい
接着の仕組み
シアノアクリレートは一般にはモノマーの状態であり、水のような粘性の低い液体であるが、接着するものに付着しているほんのわずかな水分によってシアノアクリレートが瞬間的に重合を開始、シアノアクリレートがポリマーとなって一瞬で接着される。
Wikipedia 瞬間接着剤より一部引用
えーっと、意味がわかりません。( ;∀;)
アロンアルファの解決!サポートQ&Aによりますと、
瞬間接着剤は布などの繊維状の材料に染み込むと急激に硬化し発熱することがあります。
これは、瞬間接着剤が毛細管現象で繊維内に染み込んで表面積が急激に大きくなるためであり、繊維内の水分で硬化反応が始まり、その後急速に硬化反応が進み場合によって白煙を上げて発熱します。
特に綿、ポリエステル系、およびアセテート系の衣類に液状の瞬間接着剤が染み込んだ場合、100℃前後まで温度が上昇することが確認されており、やけどの恐れがあります。
軍手など布製の保護手袋の使用は避け、衣服に大量に染み込んだときは脱がずに大量の水で冷やして下さい。
染み込みやすい材料を接着するときはゼリー状をご使用下さい。
化学反応の仕組み(化学式)がホントは知りたかったのだけれど、Wikipediaでさえ解読できない化学オンチがそんなこと知っても仕方ないか・・・
要は、有毒ガスとかじゃないんだよね?!
ということが知りたいだけです。
検索力が低いんだろうか。
今回、記事にする前に私みたいなことした人はきっといるんだろうなぁ~、とチラッと検索をかけてみたら、
最近ツイッターで話題になっていたではありませんか。
しかも、ちょうどバザー作品の提出期限が!!!と焦っていた時期とビンゴ。
使われたのは瞬間接着剤でしょうか。
瞬間接着剤は、繊維に染み込むと、化学反応が急激に促進され火傷をするほどの高熱を発します。お怪我はなかったでしょうか><軍手など染込みやすい材料にこぼされますと大変危険ですので、ポリエチ製手袋などの染み込みのない手袋をご使用くださいませ。 https://t.co/VyAFmaYT2H
— セメダイン 【公式】 (@cemedinecoltd) 2017年3月14日
(……きこえますか…きこえますか…ハロウィンの仮装を計画しているみなさん…瞬間接着剤は…布や紙など染みやすい素材に染み込むと…火傷するほどの高温を発します… 火傷の恐れがあるので…衣装を着用したまま…瞬間接着剤を使用することは…なるべくお控えください…🎃)
— セメダイン 【公式】 (@cemedinecoltd) 2017年10月30日
知らなかったわー。
知ってたらもちろん使いませんでしたよ。
ツイッターもうちょっと使おうかな、と思いましたよ。
(思っただけ。)
おわりに
実は家には工作好きな子ども達のために、瞬間接着剤だけでなく、木工用ボンドも常備してあるんです。
この事件の後にそれを思い出しまして。
くっつき悪いかな??と思いましたが、意外にちゃんとエプロンとしてくっついてくれました。
しかも、
瞬間接着剤で中途半端にマトリョーシカちゃんにくっついたままの、硬化したリボンだったんですが・・・
素人の作業は最後にこうしてボロがでますね。
(でも、見た目はわからないし、ちゃんと売れました!)
布に瞬間接着剤は、使わないようにしましょうね。
やっぱり手芸用は扱いやすいような気がします。
(気がするだけ・・・)
Clover 手芸ボンド フェルト用 60g入り 58-436
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来年はちゃんと買おうっと。