2023/10/04

コザクラインコの初めてのお留守番。ドキドキの4泊5日旅行。

旅行

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コロナ禍や受験で数年延期していた家族旅行でしたが、今年は行く事に決定。

留守の間にペットを預かってもらう必要があります。今回は、我が家のコザクラインコの初めての4泊5日のお留守番についてのお話し。

預かってもらう場所を決める

旅行の日程が決まったら、早めにペットホテルの空きを確認する必要があります。お盆や年末年始などは人間用ホテル同様、ペットホテルも予約でいっぱいになります。

ワンコはいつもトリミングでお世話になっているところがペットホテルも併設しているので、そちらに決定。

コザクラインコのあんこちゃんには、ペットホテルの候補が2カ所ありました。

  • かかりつけの動物病院
  • 購入したショップ

どちらもすでに利用したことがあるので、スタッフさんや院内・店内の様子もわかります。預ける飼い主の方も不安はあると思うので、いきなりホテルとして利用する前に事前に足を運んでみるといいですね。

チビ大好きなあんこちゃん。インコはデリケートなので体調を崩す心配があります。今回は動物病院に預けようかな・・・と思っていました。

が!

そういえば、弟一家が二羽目のインコを飼うかどうか検討中だったことを思い出し、

ねぇねぇ、多頭飼い体験してみる??

と聞いてみると、「やってみる!」と速攻返事が。

実は、弟一家が飼っているセキセイインコの『ぷるちゃん』のかかりつけ動物病院はうちのあんこちゃんと同じ病院。

弟宅から車で10分で行ける距離なので、万が一の時はすぐに病院へ行くことができます。

というわけで、急遽預け先は弟宅へ変更!となりました。

友人・親族に預けるときに気を付けたいこと

友人や今回のように親族など自分に近い人に預けると、何かトラブルがあったときにその後の付き合い方まで影響がでることもあります。

実際私の友人が、鳥飼い経験のある知人に留守番中のお世話をお願いしたところ、放鳥中に窓を閉め忘れ逃がしてしまったことがありました。その後の捜索願いやゴタゴタを含め友人は経緯を怒りを込めてSNSで発信していました・・・。

大切なペットを預ける、預かるというのはとても責任がかかることです。気軽に引き受けたりお願いすることではありません。

私は預けたときに万が一のことがあった場合でもそれを受け入れる、という決心をして預けました。

といっても、万全な準備をして万が一はなるべく回避できるようにしました。次にお泊り本番までの準備について記していきます。

慣らし外出

今回は、親族宅へお世話になるので事前に『慣らし外出』を計画しました。人間でいうなら幼児の慣らし保育のようなものですね。

夏休み中だったので、チビが遊びに行くついでに『ホーエイハートフルキャリー』に入れて車で行ってきました。

前回の初対面『初めてのお友達。コザクラインコがセキセイインコとご対面!』は半年前でしたが、ぷるちゃん覚えてるかな??

お泊りの日まで二回連れていき、姪っ子たちとも遊んでもらいました。

病院やペットホテルではなかなか難しいと思いますが、普段から家族以外の人におやつをあげてもらう、遊んでもらうなどの機会を作ってあげると、鳥さんも人慣れしやすくなるのでは、と思います。

お泊りグッズの準備

鳥さんを預ける方もドキドキですが、預かる方はもっと不安なはず。その不安を少しでも小さくできるように、お泊りグッズはしっかりと準備しましょう。

今回は以下のものを準備しました。

  • いつも食べているペレット、粟穂、おやつの麻の実
  • 好きなおもちゃ数個
  • 水浴び用のお皿
  • 『ホーエイ おやすみカバー タイプB』
  • ビニールカバー
  • お世話ノート

これらを『インコをお迎えする前に準備しておきたい飼育グッズ:すぐに使うもの編』でもご紹介した『ツールバッグ』にまとめます。

トレーにはいつも新聞紙とキッチンペーパーを敷いているので、実はキッチンペーパーも持参しました。いつもと同じ環境の方がストレスが少ないかな?と思ったからです。

弟宅では『小鳥用シーツ』を利用していて、外泊中にそちらに交換したのですが特に問題はなかったということでした。

お世話ポイントをノートにまとめる

主に面倒を見てくれるのは、弟のお嫁さんと子ども達。普段体重など観察日記として使っているノートに、チビがお世話の仕方を書きました。

ノートにまとめた内容は以下です。インコをすでに飼っているので、毎朝のケージ掃除についてはお任せしました。

  • ご飯・おやつについて(ペレットの量、好きな葉っぱ、おやつの粟穂と麻の実の量)
  • 放鳥の時間帯と長さ
  • 好きな遊び
  • 毎朝の体重測定
  • 注意点(コザクラなので本気でかむと痛い、メガネ好きなので壊されないよう注意など)

ノートには体重の記入だけお願いしたのですが、甥っ子ちゃんたちは室温や湿度も記入してくれていました。

外泊中の様子はLINEで確認

外泊中の様子はこちらから「送って!」と催促したわけではありませんが、気を利かせてラインで毎日甥っ子たちと遊ぶ様子などを送ってきてくれました。

インコと遊ぶ

時々動画も送ってくれ、すっかり馴染んで一緒にiPadのゲーム画面をのぞいているあんこちゃんの様子に複雑な気分になった私たち飼い主・・・(笑)。

家族に会えない寂しさで食欲が落ちたりする鳥さんもいますが、人間大好きですぐになついてくれたのは、ありがたいことです。

ワンコを預けているペットホテルでは、お散歩の写真と共に短いコメントがメールで届きます。そういったサービスをしてくれるペットホテルもあるので、検討する際に確認するといいですね。

体調の変化は?

4泊5日の外泊を経て、お迎えに行くとちょうどお別れ会中だったあんこちゃん。

お別れ会

お別れ会といっても、弟宅のセキセイのぷるちゃんがケージ越しにあんこちゃんを見つめているだけです(笑)。若いぷるちゃんは興味津々ですが、あんこちゃんは知らん顔。やはり4泊5日では絆を育むところまでいきませんね。

ご飯も食べてよく遊んだあんこちゃんはとても元気でした。

が、

お泊り前は48-49gとちょっとオーバー気味だった体重が47g前半になっていました。

外泊のストレスか、朝夕子ども達がしっかり放鳥してくれたので体重が絞られたか?原因はハッキリしませんが、もともと獣医さんからも45g前後が小さ目のあんこちゃんの適性体重と言われていましたので、ダイエットになってよかったのかもしれません。

うちでもしっかり遊んであげないといけませんね。反省。

我が子の心配だけではなく、一時同居生活が始まってしまった預かり先のセキセイのぷるちゃんの様子もちゃんと飼い主さんに聞く心遣いも忘れていません。

ぷるちゃんは元気でご陽気者なので、あんこちゃんの存在は全く気にしていなかったそうです。

二羽の交流する姿は見られなかったようですが、お互い強いストレスとなる対象にならずに本当によかったです。

お迎えの時には、弟一家にはそれぞれお土産をちゃんと持参しましたよ。

おわりに

ペットホテルを利用するはずが、急遽多頭飼い体験をしてみたい!という弟一家に預けることになりました。

外出の経験はあるとはいえ、飼い主もあんこちゃんも4泊5日も会えなくなるのは初めてのことで、大丈夫かな??と不安もありました。我が家以上にトリさん好きな弟一家の愛情たっぷりなお世話のおかげで、あんこちゃんは快適なお泊り生活が送れました。

ペットを友人知人など個人に預けることは、預かる方も心理的な負担があると思います。次の旅行も弟宅へ気軽に預けることは考えていません。もし、ペットホテル等へ預けるよ!と話した上で向こうからまた預かると声をかけてくれたらお願いするかもしれません。

飼い主も預かる方も、少しでも安心してトリさんを預けられるよう、この記事が役立ちますように。

Happy インコ lifeを!