2021/12/09

チームへ贈って喜ばれる!少年野球卒団記念品15選

チビのチームは、少年野球を卒団するときにチームへ卒団記念品を贈る習慣があります。ボールなどの消耗品ではなく、ある程度長持ちする備品を選ぶことがほとんどです。

備品って、なかなか壊れないので年々「何を贈る??」と卒団生の親は頭を悩ませています。

今回はチームにプレゼントすれば喜ばれること間違いなし!な卒団記念品を高~低予算まで15種類ピックアップしてみました。

予算はどうしてる?

豚の貯金箱

お世話になったチームへ感謝の気持ちと共に記念品を贈りたい・・・けれど予算も気になりますね。

うちのチームは月ごとの会費以外に学年ごとに「学年費」を集めています。6年生は卒団を控えて何かと物入りなので、例年一人5,000円/年 程度は支払っています。足りない時は全員の同意を得て追加集金をした年もあったようですが、今年は予算内で収まりそうです。

チームの慣例、卒団する人数によって額は様々だと思います。みんなが無理のない予算を組みましょう。

1.キャッチャー・ファーストミット

ユニフォームにシューズにバットにグローブ・・・と、野球はとにかくお金がかかるスポーツです。そして、どの子もいつどんなポジションが回ってくるかわからないのが少年野球。

うちのチビもショート→ピッチャー→サード、たまにファーストと色々なポジションをしています。適性以外に人数が少ないので様々な事情でメンバーの欠席があると、いつものポジション以外をしなくてはいけないチーム事情もあります。

野球の試合に出るのはだいたい4-6年生ですが、体格も様々です。チビのチームメイトには170cm越えの子もいます。また、チーム事情以外にも小学生には今後の野球人生の幅を広げるために様々なポジションを経験させておいたほうが良い、という考え方もあります。

キャッチャーやファーストミットといった専用グローブは個人持ちのものがあればそれが一番いいのでしょうが、成長著しくまたポジションも変わりやすい小学生にはなかなか投資できない親心も十分理解できます。

チームで『キャッチャー・ファーストミット』を持っていない、またはサイズが一つしかない場合は記念品としてプレゼントしてみてはいかがでしょう。

ちなみに、うちのチームはキャッチャーミット2つとファーストミット1つを今年OBから寄贈していただきました。ありがたいですね。

2.キャッチャー道具

キャッチャー道具はどのチームも恐らくチーム備品として1セットはあると思います。

キャッチャー・ファーストミットの項でも書きましたが、小学生は体格差が大きいです。キャッチャー用のプロテクターはサイズが大きく違うと動きにくいです。

うちのチームも去年、メンバーが充実している4年生がリーグ戦に登録することになり、小さいサイズ(SS)のキャッチャー道具を一式追加購入しました。現在は大・中・小の3セットをチームで持っています。

キャッチャー道具が1セットしかない、傷んできた・・・そんなチームはぜひ購入を検討してみてください。

3.用具ケース

個人の持ち物の他に、たくさんのボールにヘルメット、キャッチャー道具一式etc・・・

とにかく野球はモノが多い!

それらを遠征の時には持ち運ばなければいけませんし、倉庫内へ取り出しやすく収納する必要があります。そんな時にあると便利なのが用具ケース。様々な種類があります。

  • キャッチャー用ケース
  • ヘルメットケース
  • ボールバッグ

メジャーなところでは、以上のケースが挙げられます。他にも収納できるとよいものも以下にピックアップしてみました。

  • スコアブック用バッグ
  • 応援幕用バッグ

予算と相談して選んでみてはいかがでしょうか。

うちは、スコアブックと応援幕用バッグは手芸が得意なママが、チーム名入りでサササーッと作ってくれました。手芸得意な方がいらっしゃれば、材料費のみで準備できます。

4.ヘルメット・バットスタンド

最初はキレイに並べて置いたはずが、いつのまにかグラウンドに直置きになってあっちこっちへ転がっているヘルメットたち・・・。

子ども達は用具の管理が適当で、よく監督に怒られています。

ヘルメットもバットも収納出来るのが『ヘルメット・バットスタンド』。主に遠征の時に活躍します。折りたたんで収納できるものを選べば倉庫内でも邪魔になりませんし、子ども達も運びやすいですね。

うちのチームは今年、この『バット・ヘルメットスタンド』を卒団記念品として贈ろうか??と話しが進んでいますよ。

5.ボールカート

ノックやバッティング練習にあると便利なのがボールカート。ショッピングカートのようなものですね。

たくさんのボールをカゴに入れてわっせわっせと運んでもいいのですが、やっぱりカートがあると便利です。

うちのチームは一昨年に新品のボールカートを2台も記念品として贈っていただきました。もちろん大活躍しています。

6.バッティングネット

うちのチームは小学校で練習をしています。低学年の子ども達のバッティング練習用ネットはサッカーゴールで代用。人数が多いとなかなか順番が回ってきません。

そこで去年は折り畳み式の『バッティングネット』を卒団記念品としていただきました。うちのチームはすでに大型のバッティング用ネットが二台に、ピッチャー用の防球ネットがあるので、これ以上倉庫に入りません。コンパクトに折り畳めるので袋に収納して棚で保管可能です。また、低学年は倉庫から遠い運動場で練習しているため、軽くて持ち運べる折り畳み式のバッティングネットは重宝しています。

7.バッティングティー

バッティング練習はピッチャーが投げる、手で投げるトスの他に『バッティングティー』を使った練習もあります。

チームで使うと消耗も早いので、一度傷み具合をチェックしてみてはいかがでしょう。本体はそれほど高いものではないので、最初からスペアティーも数本付けてプレゼントしてもいいかもしれませんね。

8.トレーニンググッズ

サッカーではよく見かけるアジリティトレーニング。俊敏性、機敏性、巧緻性を高めるトレーニングのことです。

ボールを捕って投げる・打つ・走る。簡単なようですが、落下地点まで素早く動く、ステップ、低い姿勢の構えから一歩目で最大限のパワーを出す等々、様々な動きが組み合わさっています。

今の子は外遊びが少なく、日常的にこれらのアジリティを鍛える場面も減っています。グッズがなくてもトレーニングはできますが、あると子ども達の気分も上がるんですよね。うちにある『ラダー』や『ミニハードル』を持ち込んで、練習時間外にやっていると、子ども達は興味津々でやってきます。

コーチや保護者も勉強して、子ども達の基礎体力アップにつながるトレーニングができるといいですね。

以下参考動画やリンクです。

9.カウントボード

ストライク・ボール・アウトカウントが一目でわかる『カウントボード』。手作りのボードを見かけることもありますね。

試合のベンチに座っている控えの低学年の子ども達はすぐに応援に飽きるので(笑)、このボードを持たせることで試合に意識を向けさせることができます。

うちのチームも結構ボーッとしている野手もいますし、逆に集中しすぎてアウトカウントがわからなくなる子もいます。試合進行のお助けアイテムとしてどうぞ。

10.ベンチ

練習中の休憩に、試合の時の控え席として大活躍のベンチ。カンカン照りの日も雨の日も風の日も・・・外に置きっぱなしで痛んでいませんか??卒団を機に買い替えもいいのではないでしょうか。

11.テント

夏場に大活躍の『テント』。うちのチームも計3つのテントを保管していますが、そのうち一つのパーツが壊れて養生テープでだましだまし使っています。

古いテントを処分して新しいテントを購入するなら、テント処分代も予算に組み込んでおきましょう。粗大ごみとなる地域が多いと思いますので、処分も一緒にしてあげるとチームにも喜ばれると思います。

12.クーラーボックス

今年うちのチームに導入した最大のヒット備品は『クーラーボックス』です。

繰越金がかなり大きくなったのもあり、夏場の熱中症対策ようの氷と予備の飲み物保存のために性能のよいクーラーボックスを購入しました。詳細は、チームで対策したい、少年野球夏の熱中症対策のポイント7つ を参照ください。

スポーツをするのであれば、季節を問わず怪我をした時のアイシングのために氷を準備しておきたいもの。きっと重宝しますよ。

13.応援幕

毎試合フェンスに木にくくりつけられるチームの『応援幕』。こちらもベンチやテント同様タフな気候を乗り越えているので色褪せ、汚れ、ほつれが目立っていませんか??

色鮮やかな応援幕は目を引きますし、チームの士気が上がること間違いなしだと思います。

14.チームマスク

コロナで必需品となってしまったマスク。

練習や試合では外しますが、移動や控え選手はマスクを着用するようになりました。試合観戦をする保護者ももちろんマスク着用。ならば、『チームオリジナルマスク』を作って連帯感を演出しちゃいましょう。

15.野球ノート

備品はもう十分揃っている、贈るものがなにもない・・・。
予算も限られているし団員の数も少ない・・・。

そんなチームには、『野球ノート』はいかがでしょうか?

サッカーの本田圭佑選手の『夢ノート』、中村俊輔選手の『夢をかなえるサッカーノート』が有名ですね。プロ野球選手ならば楽天の菊池雄星選手が『メジャーをかなえた雄星ノート』を出されています。他にも、フィギュアの羽生結弦選手、卓球の伊藤美誠選手、将棋の藤井聡太さん・・・一流アスリートと呼ばれる方々はノートをつけていることが知られています。

少年野球界はまだまだ監督やコーチなど大人が一方的に指示をして、それに従わせる指導法が多いです。意識改革に繋げる一歩として、『野球ノート』を贈ってみませんか?

練習終わりにノートを書く時間を少し設けてあげるだけで振り返りができますし、その分練習への集中力が高まるかもしれませんよ。

おわりに

『寄贈○○年卒団生一同』

この言葉が卒団記念品には記されると思います。残った団員達はその備品を見るたびに、きっと卒団していった上級生たちのことを思い出してくれるでしょう。

卒団する子ども達と一緒にじっくり考えて、記念品を選んでくださいね。