2019/04/17
新ドラマ「ラジエーションハウス」ビミョーだけど見続けることにしました。
春ですね。新しいドラマがたくさんスタートしてますね。
その中の一つ、
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~を一話から見ることにしました。
で、その感想がタイトル通り、
ビミョー
でしたので、どのあたりがビミョーなのかについてのお話しを今回はしていこうかと思います。
ドラマタイトルがビミョー
ラジエーションハウス・・・
ラジエーションって、癌などの治療に使われる「放射線治療」をこう呼ぶことがあります。どちらかというと、リニアックと呼ぶことの方が多いかもしれません。
「ラジエーションハウス」と聞くと、その部屋の中に放射線が照射されまくっているイメージが・・・
原作の漫画のタイトルなので変えようがないですし、放射線科の英語表記である、department of Radiologyから「ラジオロジーデパートメント」とかなんとかつけても、イマイチですけどね。
私も仕事でタイトルを決めることが結構あるんですけども、印象的で内容も伝わって心もつかむコピーって難しいですね。
登場人物のキャラクターがビミョー
私は原作漫画を読んでいません。で、あの第一回放送を見ました。
・・・
白衣のポッケに手を突っ込んだまま挨拶する医者なんて見たことないよ??
でした。
医者=傲慢
というステレオタイプを描きたいのかもしれませんが、少なくとも私はそういう医師には会ったことがありません。社会人としてのマナーとしてどうなのよ??っていう。
そりゃね、横柄な態度を取る医者はいますけどね、あそこまであからさまな態度を取る人って存在するのでしょうか。甘春病院のような中~小規模の個人病院ならいるのかなぁ。
放射線科技師さん達も自分たちのことを卑下しすぎ。
「医者のオーダーなきゃなんにもできない。写真撮ってりゃいいの。」
ドラマですからね、対立とか描いて縁の下の力持ち的な放射線科技師さん達にわかりやすく光りをあてよう!という演出なのかもしれないですけど、どうにも違和感が。
リアルに技師さん達と接する機会も多かったですけど、みなさんそれぞれに自分の仕事に誇りを持って、充実していらっしゃいましたよ。
とまぁ、個人的な経験からの違和感でした。
ストーリー展開がビミョー
現実を知っているからこそ、医療ドラマは突っ込まずに人間関係とかまさしく「ドラマ」部分を見るようにしているんですけど、このラジエーションハウスの展開はちょっと単純すぎませんか?
一話完結タイプがそうさせちゃうんでしょうか。プロローグ、主人公二人の再会、唯織の変な人認定、一癖ありそうな技師メンバーの紹介、今回絡んでくる患者とその娘のエピソードでハイ、ここ感動場面ですよー!唯織がMRIの設定を変更している辺りがシリアスシーンですよー!的な。
書いててわかりました。そうか、一回の放送でこれまでのことをザックリ説明のように感じさせないようにシーンに織り込まなきゃいけないから、結果的にわかりやすい場面展開になっちゃうのか。
救命病棟24時やチームバチスタシリーズなんかは大好きで、そういう白々しさを感じたことはなかったんです。役者さんたちの演技なのか演出のせいなのか、一般的になじみの薄い放射線科医と技師を扱った原作だからなのか??
ちょっとごちゃごちゃと欲張って入れすぎちゃった分、二回目以降の放送に期待したいです。
原作をチラっと読んでみた
原作読んだら映像化を見ない。映像化を見たいなら原作を読まない主義なんですが、第一回でなんかうっすいドラマだなー、と思ってしまったので原作を試し読みしてみました。
巷では、本田翼ちゃんのセリフが棒読みとか窪田くんのキャラが受け付けないだとか言われているようですが、原作読んだらちょっと納得。
私も違和感を抱いた、「ポッケに手を突っ込んだままの傲慢な若い医師」として甘春先生は描かれていました。そりゃーあんだけつっけんどんな声のトーンもほとんど変わらない翼ちゃんになっちゃうかもな、と思いましたよ。
原作を読んでこりゃピッタリ!と思ったのが、院長の大森渚役の和久井映見さん見た目と言い漫画から出てきちゃった??と思いました。
こういうことがあると原作も読んでみたくなっちゃいますね。でも、やっぱり自分が感じ取った世界が壊れちゃうので気に入ったものは読まない派でいこうと思います。(ラジエーションハウスはどうでもいいってことか。)
追記:二回目見たよー
人間は環境の動物だって、いうじゃないですか。もう第二回のドラマ放送で違和感はなくなっちゃいましたよ(笑)
原作をちょびっと見たというのも大きいかもしれません。みんなこんなようなキャラで描かれているんだろうから、しょーがないよなー、とあきらめているといいますか。
窪田くんは資生堂の二階堂ふみちゃんとのCMであの不思議カッコよさにやられ、アンナチュラルで惚れて、映画銀魂では窪田くんとぜっんぜんわからなくてびっくりした俳優さん。
過去作品を見るエネルギー(情熱ともいう)はないけれど、窪田君が純粋でオタクっぽい不思議キャラの五十嵐唯織を演じるのは興味があるし、一話完結スタイルが今の私の気分?なので、最終話までちゃんと見ようと思ったのでした。
おわりに
この春のドラマは珍しく色々気になっています。
吉高由里子さんのスカッとした演技を期待したい、「わたし定時で帰ります。」
大河を含むドラマはもちろん、映画でも魅力全開の松坂桃李くんの「パーフェクトワールド」
渋い西島秀俊さんがどうゲイ役をこなすのか?「きのう何食べた?」
癒し系田中圭くんの「あなたの番です。」は私、サスペンスだめなのでパス!
み、見られるかなこんなに・・・
睡眠時間とブログ時間と在宅のお仕事時間とにらめっこしながら私の4月は始まります。