2018/12/21

中学聖日記は岡田健史くんの成長(を見守る)日記だ

中学聖日記見所

中学聖日記にハマってます。

ちょうど日常生活で落ち込むことがあって、もう「おっさんずらぶ」に癒してもらうこともできないし、なーんか面白そうなドラマでもないかなー、といくつか秋スタートのドラマを録画しました。

で、

まずは織田裕二主演の「スーツ」

・・・あかんかった・・・織田裕二、アツすぎる&濃すぎる。

バブリーな香りがぷんぷんして1話で終了。

そしてそして、ハッキリ言って中学生と教師の恋愛なんていう設定で全然期待していなかった

中学聖日記

に、いや、岡田健史くんにどハマりしました。

そんなおばちゃん、多いんじゃないかな?

ということで、中学聖日記の見どころを岡田健史くんに絞ってまとめていきたいと思います。

ストーリーは微妙なドラマです

最初にこれを言ってはなんなのですが・・・

個人的にストーリーは微妙だと思います。

いや、やっぱりありえないですからね、中学生と女教師の組み合わせって。

私も中学生を育てましたし、見てきましたけど、彼らはやっぱりドラマの岡田くんよりももっともっとおぼこい子どもです^^;

ドラマだからいいんだ!岡田くんがフレッシュだからそれでいいんだ!と言い聞かせて見てますよ。

ストーリーの展開もありきたりですしね。

最終回に近づくにつれて展開をかなり強引にしてしまっているような気もします。

要は、二転三転しすぎ。

でも、映像は綺麗だし挿入歌も好みだし、なによりそれをカバーする岡田くんの初々しさと、豪華キャスト陣の演技がそれらを帳消しにしていると思います。

豪華なキャストと見入ってしまう演技

主役の有村さんはもちろんですが、中学聖日記に出演している俳優さんたちの演技&キャラが素晴らしい。

いきなり岡田くん以外の出演者の話しですけど(笑)

新人俳優さんを皆さんがっちりフォローしているのが、素人の私にもよくわかります。

末永聖役の有村さんと黒岩晶役の岡田健史くんの絡みよりも、

原口律役の吉田羊さん、川合勝太郎役の町田啓太さんのシーンの方が実は楽しみだったりします。

他にも、ジョフィーこと上布茂役のマキタスポーツさん。

はじめて演技を拝見しました。

あぁ、こんなおじさんがうちの息子にもいたらなぁ、と思えるほど親身になり見守ってくれるいい人役。

聖の先輩教師である、丹羽千鶴役の友近さんもとってもいい!軽いテンポで毎回笑いを持っていくかと思いきや、聖のことを心から心配して時に厳しい姿勢も見せる、頼れるあねさん、といった雰囲気がとってもよく出ています。

子星中の先生たちもいいキャラが揃っていたし、なんといっても塩バァこと、聖の上司であった塩谷三千代先生役の夏木マリさんもさすがの存在感。

が、

私、最初夏木マリさんだってわからなかったんですよね。

声は夏木さんなんだけど、化粧っ気のないお顔がどうしてもピンとこなくて。

このドラマは岡田くんのフレッシュさと成長を楽しみにしつつ、豪華俳優陣の演技もそれと同じぐらい楽しめるドラマだと思います。

ということで、ようやく各回の岡田くん見どころポイントに移ります。

第1話 もう、どうしていいか全然わかりません。

第1話の岡田くん注目ポイントは何と言っても、聖ちゃんに告白する最後のシーンでしょう。

「もう、どうしていいか全然わかりません・・・」

この表情が本当に「どーしたらえーんじゃぁー」というのが出ていてとっても良かった。

他に一押しは、雨の中末永先生の車のなかで2人きりとなり、晶が思わず聖ちゃんの方へ顔を寄せる時についた、フロントガラスに置いた手。

いや、岡田くん写ってないじゃん。

でもでも、個人的に包帯を巻いたゴッツイ手が好きなんです!といっても、病みかわいいのが好きということではないです。

もうひとつ忘れてならないシーンが、同級生とキャッチボールをしているところ。

さすが、元高校球児(長崎の創成館なんて野球エリートですよ!)。

あのスローイングは本物です。

下のチビが野球好きなのでプロ野球、メジャーリーグ、甲子園など野球関連はよく目にしています。素人の体力低下中のおばちゃんでもあのフォームを見たらすぐに、本気の人(だった)とわかります。

この第1話で岡田くんが郷里の福岡弁を一生懸命トレーニングして標準語にしているんだろうなぁ、というのがセリフのアクセントでわかりました。

ちょっと棒読みに聞こえてしまうんですね。

また、役作りで10キロの減量をされたとか。たしかに、ちょっと痩せすぎている感があります。

それでもいい!いいよ!あんたいいよ!(千鶴さん風に)

初々しさでカバーです。

第2話 図書館でのまっすぐな瞳

本を読んでいる晶のもとへ末永先生が近づきます。

椅子1つ分をあけて座る末永先生。この図書館でのシーンの中で印象的だったのがここ。

「僕のことも先生に好きになってほしい・・・です。」

この間と真っ直ぐに聖ちゃんを見る岡田くんの瞳がよかったー。

それにしても、どストレートに気持ちを先生にぶつける晶。

中学生ってこんなんだったっけ??と、めっちゃ内向きで外には出さない出せない中学時代の私自身と比べて思うのでした。

今はすっかりじゃんじゃん外へ出る図太いおばちゃんになりましたけどね。

第3話 プール、母と子そして電車の中でのシーン

聖ちゃんを諦めようとして、同級生のるなちと付き合うことにした晶。親友の九重に真実はどうなのと追いかけ回され、2人でプールにドボン。

このシーンは本気で楽しんでいたんじゃないのかな?というぐらい、岡田くんの表情が生き生きといていましたね。

母愛子と進学について揉めるシーンは中学生ってこんな感じよね!というぶっきらぼうな、反抗期丸出しの男の子をしっかり演じてくれていました。

うちにも思春期のボウズがいますけどね、こんなにアツくないですね。

あんまり進学とか学習面でのことは言わないんですけど、ちょっと父親が話題にしようなもんなら、ブッスーとしてますね。

私とは結構よく話すんですけど。

そしてそして、何と言ってもお楽しみは電車の中で聖先生と晶が隣り合って座るシーン。

聖ちゃんの手に触れている!握りたい、ギュッてしたい、でもどうしよう・・・

そんな闘う中坊の心理がとってもよく表情に出ていました。

こういうシチュエーションは19歳でもあるし、まだまだ現役でしょうから、すんなり演じられたのかな?

聖「夏休みはIKEAへ行きます。」

晶「ボクもそこに一緒に行き・・・」

聖「ダメです。」

この間髪入れずに「ダメです」と言われたところもかわいらしくておススメポイントです。

第4話 海辺でのキスシーン

第4話はなんといっても、最後の海辺でのキスシーン。

キレイでした。

ま、ホイホイ待ち合わせの場所に迷った末駆けつけて、そんなに流されやすい教師っているかよ、と内心突っ込みましたけどね。(笑)

その他の一押しシーンはまだあります。

花火大会の看板を見て、何か悪い(笑)ことでも思いついちゃったようなウキウキした表情。

自転車に乗って田んぼの中を駆けていくところがとってもかわいかったです。

もうひとつは、るなちゃんから一緒に花火大会に行くことと引き換えに入手した聖ちゃんの携帯番号のメモを見ながら悶々としているシーン。

これもかわいかった!

しかし、好きな人とやっとやっとデートまでこぎつけたというのに、デリカシーのない発言を繰り返す晶は、本当にひどいヤツ。

相手を傷つけていると気づかない天然キャラっているよなー、なんて思ったのでした。

第5話 あなたが15だから!と突き放されるシーン

末永先生が黒岩くんとのことを学校と晶の母、愛子に報告して学校を去る時に晶が追いかけてきて、学校を辞めないでほしいと懇願するシーンです。

「やだ・・やだ・・・」

子どもっぽくて、駄々をこねているようでかわいらしかった。

ラストの勝太郎の運転する車に乗る聖ちゃんが、探していた自転車に乗った晶の目の前を通り過ぎる表情も切なさが出ていて、よかった!

第6話 3年後の成長した姿

この回の放送から、晶のもとから末永先生が消えて3年経過したストーリーになります。

髪を切って中学生から高校生の役を演じる岡田くん。

去年まで現役の高校生でしたから、ブレザーの着こなしもバッチリでしたね。(ちなみに出身校の長崎創成館高校の制服はブレザー)

高校生の晶を見て、あぁ、この3年後があるから中学生時代のストーリーがいきてくるな、と思いました。

じゃなきゃ、やっぱりあんな出来上がった中学生はいないって。(笑)

末永先生が新たに勤め始めた山奥の小学校での先輩教師、野上一樹役で渡辺大さんが出演しています。

おとーさんソックリ!です。

お父さんとはそう、渡辺謙さん。

声なんか本当によく似ています。

彼がまたいい演技をするんですよ。

さて、

岡田くんネタに戻ります。

最後のるなちゃんとのキスシーンは聖ちゃんへの思いがあふれるキスシーンとは全く違っていましたね。

本当に唇を重ねるだけ、というか。

見方によっては初々しいんですけど、お互いが何かを我慢している感じもして複雑な感じが伝わってきましたよ。

第7話 岡田くんの美しい横顔

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岡田君といえば、骨格、そして、顔の美しいライン。

るなちゃんとデートの時にコーヒーを飲んでいる岡田くんの横顔がたまりません!

Instagramでも岡田君の美しい横顔が話題になっていますよね。

おばちゃん、見とれてしまいます。

この回から、聖の元婚約者、川合勝太郎のやな感じ感(笑)が急上昇していきます。

最初は不憫なイケメンだなー、ぐらいでしたが、ものすっごくいやらしくて、嫉妬深い男を演じてくれています。

川合勝太郎役の町田啓太さんは劇団EXILE出身。

って、

なんじゃ??劇団EXILEって???

あんまりEXILEとかどーも、ダメな体質で(^-^;その辺りの事情に疎いんですが、劇団もプロデュースしていたんですね。

第8話 お顔は写っていないけれど、つぶやきが最高

るなちゃんに8割方ストーカーと呼ばれていた、晶くん。

いや、おばさんもそう思います(笑)

会いに来るな、と聖ちゃんに言われていたにも関わらず会いに来てしまった晶。

保身に走る大人な聖ちゃんに対して、自分の思いをぶつけた後、

「それがどういう先生かよくわからないけど・・・」

と最後につぶやくシーン。

岡田くんは写ってないです。

が!

岡田くんのつぶやきセリフって、なんかいいんですよ。しみじみとこちらまでその思いが伝わってくるというか。

岡田くんの長いセリフのシーンは正直、やっぱり微妙なんですよね。新人さんなんだからしょうがないと思うんですけど。

でも、それを帳消しどころか上回る、

  • 美しい横顔
  • 豊かな表情
  • 短いセリフに感じられる心の揺れ

これがあるから、全然問題なしっ。

最後にまたまた共演者さんネタを出しちゃいますが、野上先生役の渡辺大さん、やっぱりいいですねぇ。

末永先生の頭の中が晶のことでいっぱいなのに気づいたのでしょう。

最後に

「行ってください、大丈夫。」

と末永先生の背中を押すようなセリフを言うシーンがあるんですけど、これが本当によかった。

こんなに大切に思ってくるれる男を二人も振って、高校生の元へ行く聖ちゃん、幸せになって欲しい、うん。

第9話 ザ・筋肉

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この9話から晶の父親役として、岸谷五郎さんが登場します。

うっほーい!最近ほんとーーーーにドラマなんて見ていなかったから、岸谷さんを見るなんて久しぶりすぎて、岡田くんの出演シーンよりも楽しみにしていました。

父と子で話すシーンはさすがでしたね。

手紙で知る父親とはちょっと違った、ゆるーいというか、おおらか、というかいろんなものに身を任せて流れ流れて生きてきた、そんな父親をユーモアたっぷりに、でも、時にシリアスに演じてくれました。

このドラマ見ててよかった。

末永先生と晶の別れから3年たった第6話から8話までは、末永先生の生活、晶の生活それぞれを描く必要があるので、岡田くんが登場するシーンって若干少なめだったんですね。

父親がいるという島に二人で行くことになってしまったため、そりゃもう岡田くん登場シーンが一気に増えます。そんな気がします。(ふくこ調べ。)

で、肝心の岡田くん必見シーンですが、それはなんといっても風呂上りのシーンでしょう。

さっすが、長年野球で鍛えただけの体つきです。

チラっとしか映りませんが、いいバランスしてます。

ガッシリとした体格をしているし、今後時代劇ものとか出ないかなー、と楽しみにしております。

3年ぶりにやっと晶に本当の気持ちを伝えることができた聖ちゃんとのキスシーンは言わずもがな、ですね。

第10話 帰りのフェリーで美しい横顔再び

島からの帰りのフェリーでの岡田くんの美しい横顔、再びです。

それから、聖ちゃんから新しい携帯を買ったから、と連絡がアプリで来た時のうれしそうな晶の顔。

以上です・・・

この回は白状しましょう。

岡田くんよりも、原口律役の吉田羊さんに、ほとんどぜーんぶ持っていかれました。

サバサバしてて、自分に正直で裏表がなくて、あんな友人がいたら・・・というか、私自身がそんなタイプだったりするんですけど。

きっと、似すぎてぶつかるな(^-^;

勝太郎の未練ガッツリなシーンもあり、常識的なかわいそうな母親たちを演じる夏川さんと中島さんと、主役以外の俳優さんたちの見せ場が非常に多い回でした。

岡田くん、負けるな!

第11話 とうとう最終回

今日放送です。

個人的にハッピーエンドが一番もやっとしないので、ぜひ幸せな結末を迎えて欲しいと思います。

でも、

現実感のないドラマなだけに、あんまり感情移入はしていない私。

岡田くんがこれでしばらく見られなくなるのだけは本当に残念です。

岡田くんのプロフィール探しよりも、あらすじをどっかのサイトから拾ってきて読むよりも、断然見逃した方は、映像で見て欲しいです。
私は全話録画してリピ見してます(笑)

2018年12月19日追記

初めて録画ではなく、放送時間に合わせてテレビの前でちゃんと待って見ました!

展開が雑であったような気がしますが、ハッピーエンド好きな私にとってはまずまず満足の最終回。

晶が聖ちゃんを思って涙するシーン

観覧車の下から「がんばれー!」と聖ちゃんに向かって叫ぶシーン

帰りに「聖ちゃん、俺もがんばるから!」と言いながら走るシーン・・・

どれも岡田くんが美しかったです。

最終回も原口さんに結構おいしいところを持っていかれましたね。

原口さん、ホントに男前です。

ラスト5年後の社会人晶の髪型とスーツがちょっとだけ残念な感じでしたが、Twitterを見ていると大人晶くんはそれなりに人気でした。

そのTwitterを眺めていて思ったのですが、どっぷりハマってちゃんと見ている視聴者(ファン)の方って、本当に細かいところまで見ています。

10話で公衆電話から晶に電話する聖ちゃんが置いた、積み上げた10年玉の数の多さとか、最終回の書類に不備があったところとか。

ぜっんぜん気づきませんでした

あぁ、ここが一時的にミーハーになって面白がって岡田くんを見ている私のようなおばちゃんとの違いか、とちょっと反省しています。

おわりに

一気に振り返ってみた、岡田くんより中学聖日記。

彼の事務所のサイトの岡田くんのプロフィールページには、雑誌以外の情報が掲載されていません。

インタビューなどで垣間見えるまっすぐな性格、野球で鍛えた体に親御さんからもらった美しい骨格。時代劇ものにもチャレンジしていただきたい。

19歳と若いから、学園ものが続くかもしれません。

本人はアクションも挑戦したいとか。

個人的にはぜひ、ライダー系はやめていただきたい(笑)

へーんしん、とか、そういうキャラじゃないじゃん。

ただ、中学聖日記の演技を見ていると、このままでは他の役のオファーは厳しい気がします。

事務所の育成プランに期待しています。

今後の岡田くんの活躍を祈っております。