インコといえば、おしゃべりする鳥。

というイメージが強いですよね。私もそうでした。

一般的にコザクラインコは、おしゃべりは得意でないと言われています。今回は、あんこちゃんをお迎えして実際どうだったのか？というお話しです。

全くおしゃべりしません！

おしゃべりよりもベッタリなついてくれる方を希望したチビと、インコのおしゃべりを楽しみたかった私。

結果的に飼い主になるチビの意見を優先して、見た目も丸っこくてかわいいコザクラインコをお迎えしました。そして、期待通りチビのことが大好きでベッタリになりました。

おうちに来た時から、

と、もしかしたらおしゃべりしてくれるかも？！と淡い期待を抱きつつ、親子で話しかけてきました。

生後1年6か月、我が家に来て1年4か月の現在、

全くおしゃべりしません！

お返事や合いの手は得意だけど、インコ語です（笑）

お返事も自分の名前もなんにもおしゃべりしないあんこちゃんですが、チビの声には一番反応します。

と呼びかけると・・・

と全力でこたえてくれます。

楽しい放鳥タイム。コザクラインコとの遊びいろいろ。 でもご紹介しましたが、電子ピアノの上に乗って、音楽に合わせて鳴いたり踊ったりするのが大好きです。

でも、

人間語？ではなくて、あくまでもインコ語。おしゃべりはしてくれません。

おしゃべりするインコが飼いたいなら

もし、インコさんとおしゃべりを楽しみたいのであれば、以下の鳥さんたちが比較的おしゃべりが上手だと言われています。主なインコをピックアップします。

インコは体長が大きくなるほど、鳴き声も大きくなりますし、力も強くなります。またお値段も高いです。鳥飼い初心者でおしゃべりを楽しみたいのであれば、セキセイインコがお勧めです。

おしゃべりが得意なインコといっても、必ずおしゃべりするとは限りません。また、勝手に言葉を覚えてくれることもあるかもしれませんが、次のような条件が必要なことが多いです。

• オスの方がおしゃべり好き
• 子どもや女性など高い声を好む
• 幼鳥（小型なら5か月ぐらいまで）から教えたほうがよく覚える
• 一羽飼い
• 感情豊かにおしゃべりを根気よく教える

主人が子どもの頃、セキセイインコを一羽飼っていたそうで、母親が言葉を教えていた記憶があるそうです。主人自身は、なんとなくしゃべっていたかも・・・と記憶は曖昧。あんまりかわいがっていなかったということがバレています（笑）。

私の子どもの頃も、母親が野良セキセイ？（当時は野鳥にインコが混ざって群れを作っている光景が普通にありました。）を捕まえて、つがいで飼っていました。当時は外飼いで話しかけることも少なく、つがいだったのでインコの方も人間と積極的にコミュニケーションを取る必要はありませんから、おしゃべりしていた記憶はありません。

おしゃべりの条件に「感情豊か」というのがあるのは、ママが子どもを叱ったり、つい出てしまうあんまりマネして欲しくない口癖など、感情がこもっている言葉ほどよく覚えると言われています。覚えてほしくない言葉を覚えて、家族だけでなく、お客様にもたくさん聞かせてくれるようになってしまう、なんていう可能性もありますね。

以下にご紹介するのは、ときどき見て癒されている「うめちゃんとごまちゃん」のおしゃべり動画です。うめちゃんはセキセイインコ、ごまちゃんはウロコインコです。

おしゃべりしなくてもかわいい

コザクラインコをお迎えした当初は、正直、

なんて思っていました。

ですが、

• 甘えてくる姿
• 喜んでいる姿
• 一緒に遊ぶ
• 鳴き声の違いがわかるようになる

一緒に過ごす時間が長くなるほど、あんこちゃんの気持ちが少しずつわかるようになってきて、おしゃべりしないことなんて全く気にならなくなりました。

実は、ここ数日一人（一羽？）で過ごしているときに、

とこれまで聞いたことのないつぶやきを聞く機会がありました。もしかしたら人間語を練習してくれているのかもしれませんね。

おわりに

インコを飼うときについつい期待してしまうことの一つ、「おしゃべり」。

おしゃべりをするようになるにはいくつか条件がありますし、おしゃべりが得意といわれるインコの種類であっても必ずお話ししてくれるようになるとは限りません。

たくさん遊んで、話しかけて、一緒に過ごす時間が長くなれば、おしゃべりできなくても十分かわいいと思える個性が見えてきますよ。我が家はコザクラインコのあんこちゃんをお迎えして本当によかったです。

Happy インコ Lifeを！