小学生でもできる。インコのケージ掃除:週1回編

掃除

前回、小学生でもできる。インコのケージ掃除:毎日編 では、インコさんが一日の大半を過ごすケージの毎日のお手入れの実際についてお伝えしました。

パーツごとの掃除頻度は以下の通りです。

頻度パーツ
毎日トレーの敷紙交換、エサ・水入れ・菜さし洗浄、拭き掃除
週1回トレー・ビニールカバー・エサ入れなどの固定部品洗浄
月1回止まり木・ケージ(柵・トレー)洗浄

今回は、週1回行っているケージ掃除についてです。

掃除担当メインは小学生

トレーの敷紙や、エサ・水入れ交換などの毎日のお手入れは飼い主1号のチビがやっています。

ですが、週1回や月1回の掃除はそれなりに大掛かりですし、チビは休日はほぼ一日中少年野球の練習をしていますので、負担も考慮して私と二人で行っています。

掃除道具

週1回、月1回ともに使う掃除道具は同じです。

掃除は屋外でやっていますので、『カンファペット』以外の掃除道具は専用バケツにまとめて外の倉庫に置いてあります。掃除の際はすぐに取り出せる場所に掃除道具を置いておくのが、掃除が億劫にならないポイントだと思います。

掃除手順

トレーの中のフンで汚れたシートを取り除くところまでは、毎日のお手入れと同じです。それ以降の手順について説明します。

インコをキャリーへ移す

トレーを外して洗浄し、乾くまでは時間がかかりますので、その間あんこちゃんには『ホーエイ ハートフルキャリー』で待っていてもらいます。これで脱走などの事故も防げます。

キャリーケージ

暖かい日は一緒に外に出て、部品洗浄を見学することもあります。

掃除を待つキャリーケージの中のインコ

トレー、エサ入れなどの固定部品洗浄

ケージの柵の下部分とトレーが接しているところは、フンが入り込み汚れやすい場所です。柵とトレー部分を外してしっかりと洗います。

すみの方は古歯ブラシも使ってきれいにします。

素材がプラスチックなので、それほど力を入れなくても汚れはとれます。

洗った後は日光消毒・・・したいところですが、プラスチックを痛めてしまうので水気を拭き取ったら『カンファペット』をシュシュッとして、ウエットティッシュで拭き上げます。

DSC_1250

エサ入れの『サンコー マルチカップミニ』や、葉っぱを入れる『サンコー ベジタブルポット』の柵に固定するための部品や、粟穂ホルダーも柵から外して一緒に洗います。エサ入れの固定パーツと柵の間には隙間があるので、こぼれたエサが溜まりやすい場所なんですよね。

フン切り網のこと

フン切り網を使用している飼い主さんは、週1回の網掃除をされている方がほとんどだと思います。

我が家ではトレーの上にセッティングするフン切り網を使っていません。

理由は、

掃除がメンドクサイから

以上です!

あんこちゃんはケージの底を歩きまわることはほとんどありません。暇だと降りてきて新聞紙やキッチンペーパーを引っ張ってみたり、落ちた粟穂をつついたりしていることもありますが、月に数回あるかないか。

足の裏にフンがベッタリ・・・だとか、フンを食べている(食糞。うちのワンコはこれです(T_T))こともありません。

足が網に引っかかることの方が心配なこともあり、幼鳥の時からフン切り網と脱走防止シャッターは取り外してしまいました。

我が家のケージは『ホーエイ 35手乗り ステンレス』ですので、フン切り網もステンレス製です。メッキ塗装に比べれば掃除の手間はぐんと軽くなりますが、やはり掃除自体しなくて済む方が負担は少ないです。

フン切り網の掃除用に100円ショップでヘラを購入しましたが、結局使わないまま現在にいたります。

掃除道具

ビニールカバーを洗う

インコは止まり木だけでなく、柵にも器用につかまります。

防寒・防風(エアコンの風が直接当たらないようにする)・フンやエサの飛び散り防止のためにしている『小鳥カゴの防寒カバー』ですが、柵につかまっているときにフンをすると、内側についてしまいます。

気づいたときにウエットティッシュで拭きとりますが、洗ってしまったほうがキレイになります。

ケージビニールカバー

トレーやエサ入れなどの付属部品、ビニールカバーも乾いたら、再びケージをセットして終了です。

番外編:キャリーも洗う

ケージ本体ではありませんが、一時滞在施設?として使用していた『ホーエイ ハートフルキャリー』も使用後はもちろん洗浄します。

こちらもフン切り網は取り外してあります。

数時間使用してすぐに洗うので、フンのこびりつきはほとんどないです。ある場合はしばらく水につけてシャワーをかけるだけでキレイに取れます。

毎週ケージ掃除の間はキャリーに入っていますので、キャリー慣れはバッチリ。新しい環境に慣れるまでに時間がかかるインコさんたち。遊びの道具として、普段使いとしてキャリーに慣れさせておくと通院や避難などの「いざ!」という時も安心ですね。

所要時間

あんこちゃんにケージに移ってもらって、トレーの汚れたシートを捨てるところまでが私担当で、トレーやビニールカバーなどを洗浄してケージを元通りにセッティングするところまでがチビの担当です。(少年野球の予定によっては、セッティングも私がすることもあります。)

乾かす時間を含めないと、所要時間は20分ほどです。

二人で分担して掃除をしているので、負担も半分こになりますね。

おわりに

インコを飼う前は、飼育本やネットを見るたびに、

こんなにこまめにケージのお手入れできるかな??

と、とても心配だったケージ掃除。

私はあくまでもチビのお手伝い、という立場で協力してルーティン化できました。

トリさんも人間も気持ちよく過ごせるように、快適な環境をキープしてあげたいですね。

次回は小学生でもできるインコのケージ掃除:月1回編 です。