2020/08/25

インコ飼い初心者が、コザクラインコに決めた理由

コザクラインコ

インコを飼うことに決めた!

となると、次に決めるのは、

どんな種類のインコを飼うか?

今回は、最終的にコザクラインコをお迎えした我が家の決定までの道のりのお話し。

インコってセキセイインコだけじゃないのね

おうちで飼うインコといえば、セキセイインコぐらいしか知らなかった私。小さい頃、実家で母が野良インコ?のカップルをたまたま捕まえて飼っていた思い出があります。

少し前からインコブーム?だそうで、改めて家の近くのホームセンター併設のペットショップを見てみたら、セキセイインコ以外のインコが売られていました。今までワンコとニャンコしか見ていなかったから、全く気付かなかった・・・

次にネットでも検索。それはまぁたくさんのインコやオウムがヒットしました。

  • 羽が美しい
  • おしゃべりが上手
  • おとなしい
  • 鳴き声が小さい
  • 賢い
  • 珍しい種
  • 大型・中型・小型

などなど、セキセイインコ一択だった私たちの選択が大きく広がってしまい、これまた「どのインコにするか?」の迷いの渦のなかに引き込まれるのでした。

大型、中型、小型。うちは小型しかお世話しきれない

一口にインコといっても、大きさも様々。ちょっと下見に寄った鳥専門店には店番?のでっかいオウムがお迎えしてくれるのですが、とにかくでかい。

体の大きさも

声の大きさも

嘴やつめの大きさも

デカすぎる・・・というか、猛獣にしか見えない。怖いよう。(中・大型オウム飼いの方、ごめんなさい。)

ご近所にキバタンかな?を飼っている方がいらっしゃいまして、ときどき肩に乗っけてお散歩してるんです。

おはよー!

ばいばーい!!

と元気よくおしゃべりする姿はとってもかわいらしいです。

でも、うちにはすでにワンコがいます。家の間取りからいってもそれなりの大きさのケージが必要かつ、住宅街なので防音対策も必須な大型・中型のオウム・インコはどう考えても無理。

というわけで、サイズは小型インコに決定。

予算的にはセキセイインコだけど

家の近くのホームセンター併設のペットショップでまずは価格調査を。

セキセイインコはだいたいネットや本の情報通り3000円~といった感じですね。ホームセンターにはそんなに珍しい種類は入荷しないので3000円で売りに出されていました。で、たまたま隣にいたコザクラインコの価格は、

1万円台前半

たっか!!

しかし、この後、インコ・オウム専門ショップへ行って更なる衝撃を受けます。

1万円台なんて安いほうで、2万以上がフツーの世界。

そうなの?こんなちっさい生き物なのに??

飼いやすいインコってなんだろう?

インコさんたちの価格の高さに若干メマイを覚えつつ、

  • うちで飼えるインコってどんなタイプか?
  • 初心者向けのインコは果たしているのか?

改めて考えてみました。

  • 小型インコであること
  • かわいらしい外見
  • 飼育例が豊富であること
  • 鳴き声が小さいこと
  • 大人しい種類であること
  • 子どものお小遣い+お年玉で買える予算で収まること
  • 知識もアフターフォロー(相談、爪切りなどのメンテナンス、預かりサービス等)も豊富な鳥専門店で購入し、安心も一緒に購入すること
  • 手乗りであること(チビの希望)
  • おしゃべり可能な種類であること(チビの希望)

まぁね、生き物を飼うわけですからどんなに初心者向け!とおススメされてもそれなりにトラブルは起きるもの。そんなに人間に都合の良いペットなんていません。ワンコ(ミニチュアシュナウザー)で経験済み。

インコ飼い先輩からのアドバイス

うちでインコを飼うらしいとの情報をキャッチした、チビの同級生のインコ会長からおススメ情報も届きました。ちなみに、インコ会長は全世界にインコ好きを広める活動を行っている小学生です(笑)。作文、図工の作品等何から何までインコで推してきます。

インコ会長の初心者向けインコはこちらです。

  • サザナミインコ
  • コザクラインコ
  • ボタンインコ

今になって思うと、なぜセキセイインコがなく、気性が激しいと言われるボタンインコが入っているのだろう??と謎ですが。ま、恐らくインコ会長の好みなんじゃないかな(笑)。

飼いたいインコを絞りこんでいく

ある程度情報が集まったところで、具体的に飼いたい種類を絞り込みました。

  • セキセイインコ

よく飼われている種類なだけに情報も豊富だけれど普通でつまらんし、鼻の孔のドーナツがイマイチ(セキセイ飼いさんごめんなさい。)。いろんな色のセキセイがいるのは魅力。

  • ボタンインコ

小さくてかわいらしいけれど、鳴き声がとにかくすごかった!!

  • オカメインコ

今一番人気のオカメインコはちょっとサイズが大きいのとなにより脂粉が気になる。有名なオカメパニックを起こされたら、こっちがパニックになる。

  • コザクラインコ

小さくて丸っこくてかわいらしいけれど、鳴き声が大きいのが気になる。それに流血するほどの噛む力が怖い。セキセイ同様、さまざまな羽色があるのが魅力。

  • サザナミインコ

大人しく、初心者向けらしい。きれいな羽色も魅力。つぶらな瞳がかわいらしい。水っぽい多めのフン被害が気になるところ。

そんなこんながありまして、ネットで検索しまくり鳥専門店で数種類のインコさんたちを実際に近くで触らせてもらい、私のハートはあるインコにガッシリとつかまれました。

サザナミインコ推し!

私のハートをつかんだインコ、それは、

サザナミインコ

ほとんど飛ばず(枝を渡り歩く習性らしいです。)、鳴かず、おとなしく、ゆったりとスローに動く彼・彼女たち。

サザナミインコを色々と検索していて、ピー助のブログさんの記事「サザナミインコの色・性格と特徴・生活」が大変参考になりました。そして、その習性や見た目の愛らしさに完全にノックダウンされました(私が)。

私はかまってちゃんタイプよりも、それぞれがそれぞれの生活を楽しみ時々「よ、今日も元気だね。」とアイコンタクトや眺めていればオッケーな独立タイプ?な関係が好きです。ワンコは飼っていますが、子どもが好きなだけであって、本当は猫派。

価格は、若鳥の手乗りタイプで3万越え。

高い・・・チビの予算では収まらない・・・足りない分は私が出すか・・・

そんな時一緒にいたチビの表情が冴えないことに気づきます。

サザナミインコは本当に初心者向きか?

チビの表情が冴えない理由それは、

サザナミインコがビビリなのでちっとも手に乗ってくれない

サザナミインコは大人しく、ネットでも初心者向けのインコとしてよく紹介されています。大人しい、ということは

=ビビリ

なわけです。しかも、ヒナではなく若鳥ですから日頃お世話をしているスタッフ以外には簡単に心を開きません。成長したインコでも時間(それは数か月か数年かわかりませんが。)をかければ仲良くなれるとはネットや本からも情報を得ていますが、インコを飼いたい!お世話も頑張る!と思っているチビのモチベーションがサザナミさんが慣れてくれるまで続くかどうか疑問です。

サザナミインコのヒナが確実に入手できる保証もなく、インコが来ないままチビが中学生になってしまって十分お世話できなくなってしまうことも考えられます。(ま、私が小学生のチビがちっちゃくてかわいい生き物のお世話しているところを見たい!という欲があるだけなんだけど。)

ビビリのサザナミトリオ(当時お店には3羽いました。)は緊張のあまりブルブル震えて水っぽいフンを連続投下!

噂には聞いていたけど、本当に水っぽい・・・カーテンや布についたときの始末が大変かもしれない。

また、サザナミインコは近年人気急上昇らしいですが、未だにわかっていないことも多く、一番大切な食事も何がベストなのか?不明です。飼育例も少数ですので本当の意味で初心者向けのインコとは言い難いのではないか?と思えてきました。

なにより、これまでのサザナミインコ推し!の主語は「私」であって、チビではありません。サザナミさんがいい・・・お母さんはサザナミさんが・・・という思いをぐっと押し込めインコ選びは振出しに戻ります。

ご陽気もの、コザクラインコ

インコ市場調査は続きます。今度はまたまた自宅近くのホームセンター併設のペット館へ。今回はルチノーのコザクラインコさんが新規入店していました。

とっても人間大好きなコザクラさんで、ケージを開けた途端にパタパタと飛んでチビの頭の上にちょこんと乗っかってくれました。手乗りももちろん抵抗なくさせてくれます。

チビのハートを狙い撃ち!

・・・ですよね(^-^;小学生には、やっぱり慣れてくれて遊んでくれてなんぼだと思います。

まだ必要な飼育物品も何も揃えておらず、その場で即決!とはなりませんでしたが、チビは

この子がいい~!!!

とノリノリ。

まぁまぁ落ち着け、コザクラインコだっていろんな色もあるんだし、ヒナから育てるという選択肢もあるわけだし・・・となだめて帰ってきました。ちなみにそのコザクラさんは人懐っこい性格が買われて?数日以内に飼い主が見つかったようです。

・・・足繁くペットショップに通う謎の母子・・・

結局、一番お世話する人の好みに合わせるのが良い

インコ選びは迷走しましたが、やっぱりお世話する人の好みに合わせるのが一番です。

なんでも真剣になってしまう私の悪い癖は、

飼いたい本人よりも自分(母)の好みや都合をごり押ししそうになる

こと。

これは子どもの習い事や勉強、趣味やお友達関係等々、母親あるあるなんじゃないかな?と思います。子どもより親がアツくなっちゃうんです。気を付けたいですね。

ということで、

コザクラインコに決定!

インコを飼おう!

と決めて、ここまで来るのに約4か月かかりました。長いのか?短いのか??

ペットショップや鳥専門店に通うこと6回。これまた多いのか?少ないのか??

おわりに

たくさんのインコの中からこれだ!と思う種類に絞るのはそれなりに大変でしたね。途中インコよりもデュエマ(デュエルマスターズ:カードゲーム)のボックスが欲しくなり、予算を回すために、チビがインコを諦めそうになることもありました(笑)。

子どもとあぁでもない、こうでもない、と結果的には楽しく4か月過ごせたんじゃないかな?と思います。

私も大量の本やネットから得たインコ情報から解放されてホッとしています。

が、

このホッとしたのもつかの間、今度は

  • どんなコザクラインコにするか?
  • 飼育のために実際に何を買いそろえたらいいのか?

これらに頭を悩ませることになるのでした。そのお話しはまた次回に。