静岡『掛川花鳥園』のハシビロウコウの「ふたば」に会いに行ってきた。
年末に実家に滞在していたチビから、ある日電話がありました。
いとこ達と花鳥園に行ってもいい??
花鳥園・・・
花鳥園って、ハシビロコウのふたばちゃんがいるあの花鳥園?!
私もふたばに会いたいー!!!!!
ということで、静岡にある「掛川花鳥園」へ突然行くことになりました。今回はどきどきわくわくのふたばちゃん初対面のお話し。
急遽新幹線で掛川へ。スマートEX超便利!
チビから電話があった日の夜に、ふたばの動画を見てしまったんです。
見だしたら止まらない・・・。
なんでしょう、この何とも言えないふたばの魅力。
でも、年末です。高速道路の渋滞は嫌だし、掛川なんて一人で運転はしんどい。翌朝まで行くかどうか迷っていましたが、朝食後に私の目の前にスッとパパが差し出したもの、それは・・・
弟家族とワイワイ行けるのはこの機会しかない!と花鳥園へ行く事を決心。この『スマートEX』があれば面倒な新幹線チケット入手も問題なくクリアできます。『スマートEX』の特徴として、以下が挙げられます。
- 年会費無料
- スマホで簡単予約
- 予約変更は何度でも手数料無料で可能
- 通常運賃よりも安く購入可能
ホントに楽ちんです。
あぁ、持ってて良かった『スマートEX』。
ドアtoドアで約2時間で掛川駅に到着しました。色々と寄り道をしていた弟一家とすぐに合流できました。
入場してすぐにいるフクロウたち
そのままフラッと入ってしまっても気づかれないようなゆるい入口で、チケットを買っていざ中へ。JAF会員なら、5名まで割引が適応されますよ。
- 大人(中学生以上)15,00円→100円引き
- 小人 (小学生)700円→50円引き
- 大人(中学生以上)15,00円→100円引き
- 小人 (小学生)700円→50円引き
入ってすぐに展示されているのがフクロウたち。
かわいい!止まり木が大きい!!眠そう~!!!
と、子ども達以上に大興奮の私。子ども達はハリーポッターにも出てくる「シロフクロウ」だけ少し反応してずんずん進んでしまいました。
フクロウたちを激写していた私ですが、なんとカメラが電池切れ・・・。
急いで家を出てきたので充電のことをすっかり忘れていました。せっかく重い一眼レフを持ってきたのに~。
コールダックや黒鳥にえさやり。反対側にはペンギンも
お次は「オシドリの池」とペンギンプールへ。
子ども達はやっぱりエサやりをしたいようで、一カップ100円のエサを購入。
チビはコザクラインコをいとこ達の家にはセキセイインコがいるので、鳥さんには慣れたもの。エサやりも黒鳥のクチバシ近くへ持って行って手から直接あげる大胆な作戦。隣りで見ていた小さなお子さんもマネしてチャレンジしていましたよ。(でも怖くて結局エサを落としていましたが。)
置物のようなフクロウたち
オシドリの池の次は温室になります。
鳥さんたちにエサをあげられるお部屋へ行く途中にイベント会場があるのですが、通路脇にフクロウさんたちが切り株にちょこんと座っています。じっとしているので最初は置物かと思いました。
寝る直前、という様子のフクロウさんたちが多くウトウトとする姿がまたかわいい!
しゃがんでいつまでも見ていたかった私ですが、やっぱり子ども達はずんずんと進んでいってしまう・・・。
温室内のコガネメキシコインコたちは、エサ食べ放題
今日のメインイベントの一つ、たくさんのインコにエサやりができる「インコのスイレンプール」へやってきました。
早速エサを買って、インコさんたちを呼び寄せようとしますが、お客さんが多すぎて一羽も来ません。
鳥さんは高い所を好む習性があるので、一番背の高い弟に腕を伸ばしてもらってなんとか一羽乗ってくれました。人懐っこくて寄って来てくれるのが、コガネメキシコインコです。
年末なので、かなりたくさんのお客さんがいたにも関わらずコガネメキシコインコの食欲は底なしなのか、よく食べる食べる。
中には、リンゴだけペッ!と出して、穀類だけ食べている贅沢さんもいました。
たくさんのインコが放し飼いになっているので、当然床はフンだらけ。トイレの概念はないので、腕や肩・頭に止まっているときにフンをされる可能性も十分あります。
気になる方は、あまりいいお洋服を着て行かない方がベストです。
コガネメキシコインコは足を器用に使ってエサを掴みます。そのまま私の頭の上に乗ってきてくれましたので、髪の毛にリンゴやら穀類やらをつけられました。
以前は鳥の羽やフンなんて不衛生!!!と拒否感が強かったのが信じられないです。
広場には消毒や手洗い場もありますので、エサやりをした後はしっかり手を洗いましょう。
すご技連発のバードショー
コガネメキシコインコたちにエサをやっていると、そろそろバードショーが始まる時間に。
開始30分前には、すでにほぼ座席は埋まっていて、舞台正面はすでに立ち見のお客さんでいっぱい。いやぁ、年末ですね。
私達が見たのは、「KKE(掛川花鳥園)競技大会」。
一番手はヨウムのアンソニーくんによる「4種トライアル」。
やっほ!
という軽いノリの挨拶とは裏腹に、なんとアンソニーくんは以下の四種目にチャレンジします。
- サッカー
- バスケットボール
- 柔道
- ゴルフ
ホントにヨウムは賢い!
スマホでしか写真が撮れなかったのですが、アンソニーくんが華麗に一本を決めたところ。
他にも、
- 恐竜みたいな見た目のギンガオサイチョウの空中エサキャッチ
- ベニコンゴウインコの輪くぐり
- ペンギンの障害物競争
と盛りだくさん。
観客参加型だったり、目の前や頭上をバッサバッサと飛んでいく迫力満点のショーでした。
フクロウやペンギンと一緒に記念撮影
ショーの後には、一人一回200円の有料イベント「乗せてみよう」があります。
今回は、ペンギン(なでなでするだけ)、フクロウ大(中学生以上)、フクロウ小(年齢制限なし)の三種と触れ合うことができました。
いとこの女の子チームはペンギンライン、男の子チームはフクロウラインへ別れます。お客さんが多かったので20分ほどは並んだでしょうか。
チビは小学生なので、フクロウ小担当のアフリカオオコノハズクを乗せてもらいました。ポポちゃんだったかな??
もう、かわいい!かわいすぎる!!
そうっと背中なでなでもさせてもらえます。
一方ペンギンさんの方はというと、飼育員さん曰く「撫でられるベテラン」だそうで、ウトウトしながら触られ放題でした。
貴重な体験したね~、と大興奮だったのは私だけで、並ぶことに疲れてしまっていたチビでした・・・。
2時のお昼ご飯は遅すぎた
入場が12時、コガネメキシコインコのエサやりにバードショー、そしてフクロウを「乗せてみよう」を体験したら午後2時に。
年末で混雑していたのでレストラン「フローラ」はラストオーダーが14時30分のところが、30分前にはメニューがほぼ完売状態。お隣のフードカフェ「ハナハナ」で軽く済ますことにしました。
チビは、オオハシクレープを。
私は、文鳥ぜんざい。文鳥さんが沈んでいる・・・(笑)なんか想像とちょっと違ったかも。チビに写真を撮ってもらったのでブレてます。
姪っ子ちゃんは、オオハシのよくばりスイーツ。
と、映え映えのスイーツで一息ついたら、さぁいよいよハシビロウコウの「ふたば」の元へ行きます。
白孔雀に挨拶をして、さぁふたばの元へ
エボシドリとヘラサギの広場で、子ども達はつれないアケボノインコたちを追いかけ、私は白孔雀さんに「羽を広げておくれ~」と念を送ったりしたあと、隣のスペースの「ハシビロウコウの森」へ移動。
とうとう会えました!ふたばちゃん!!
が、
ほとんど見えません。
そして、
動きません。
子ども達は元々あんまりふたばに興味がなく、サッサとアケボノインコたちの元へ戻って行ってしまいました。
私は粘りますよ。ふたばちゃんの知り合いでもないのに、ふたばちゃんに熱い視線を送りつつ頭ふりふりおじぎなぞしてみましたが、当然目もくれません。
私の好きな「おじぎおじぎ」動画です。
ふと気づけば、前方には立派な一眼レフを抱えたお姉さまが。やっぱり熱烈なファンはこうして張り込みをしていらっしゃるのですね。
子ども達がエミュー牧場へ移動するとのことで、しぶしぶハシビロウコウの森を後にしました。
激寒のエミュー牧場
この日は北風が強くてめちゃめちゃ寒い!遠州の空っ風というものでしょうか。
鳥インフルエンザ感染対策のため、外にいるエミュー牧場への入場はできませんでしたが、柵越しにエサをあげることはできました。
あんまりエサに興味のないエミューたち・・・。
あまりにも寒いので、新入りのヘビクイワシの「ベルくん」含む森のバードハウスは駆け足で通り過ぎました。みんなモフモフとはいえ寒くないのしら??
あんこちゃんグッズが欲しかったけど
オオハシとトキの水辺で再びエサやりもやったし、さてお土産を買って帰ろうか、ということになりました。
チビのお目当てはあんこちゃんグッズを見つけること。
うちのコザクラインコのあんこちゃんは、あまりみかけない「クリームルチノー」という種。鳥さんグッズとして売られているのはこれまでありませんでした。
鳥さんがたくさん集まる掛川花鳥園だもの。それらしいデザインのものがあるかも!
と期待しましたが、コザクラインコで見つけたのは「ノーマル」タイプの緑の体に赤いお顔もデザインのものだけ。
・・・帰りのサービスエリアでなんか買う・・・。
チビはお土産購入を断念か・・・??
その時、ペットのイラストを書かれている「まゆイヌ」さんがたまたま花鳥園内で出店されているのを見つけ、ヘルメットをかぶった文鳥ランナーがリードしているかわいいトートバッグを発見!
野球関連グッズなので、お土産判定され購入に至りました。
「まゆイヌ」さんは即興で紙袋にペンでサラサラと文鳥を描いてくれましたよ。また、名古屋で開催予定の鳥フェスの入場無料券もいただきました。ありがとうございます。
早々に退屈になってきた男子チームに対して、目を輝かせていたのが私含む姪っ子・弟妻の女子チーム。
ハシビロコウぬいぐるみもタオルもハンカチもバッグもTシャツもなにもかもかわいいーーーーー!!!
迷いに迷って厳選されたお土産たちがこちらです。
入場券は切り取られて後ろにマグネットをつけて、冷蔵庫に貼ってあります(チビ作)。
さっさと食べてしまって写真に残せなかったのですが、『福来(ふく)ぶっせ』はシンプルな原材料で作られたお菓子でとてもおいしかったですよ。
ママだけこっそり「ファランちゃん」を乗せる
「花鳥園は3時間もいれば十分なぐらいなところだから、ちょうどいいね~。」
と言って、帰路についた弟一家とチビ。
私は、
やり残したことがあるから!
と再び温室へ姿を消しました。
やり残したこと、それは、
「乗せてみよう」でフクロウ大のファラオワシミミズクの「ファランちゃん」を自分の腕に乗っけること。
15時30分からの最終回は、さすがに人もまばら。すぐにファランちゃんを乗せてもらうことができました。
私のスマホはカバー付きで、飼育員のお姉さんに片手で撮ってもらうのは難しいと思い、たまたま後ろに並んでいた高校生ぐらいのおねえちゃんにお願いしました。ありがとう、おねえちゃん。
あぁ、ファランちゃん、美しいですね~。
再びハシビロコウの森へ
閉園時間まであと30分ちょっと・・・
もうこれはハシビロコウの森へ行って、動かないふたばちゃんと我慢比べをするしかないでしょう。
約2時間前とほとんどポジションが変わっていないふたばちゃん。
あ、ちょっとお顔をのぞかせていますね。
通りがかった親子さんが、
「今日は動かないわねー。私達はいつでも来られるけど、遠くからわざわざ来るお客さんは気の毒よねー。」
と話しているのが聞こえてきました。
チラリと見ると、胸には年間パスポートが。常連さんなのですね。近くにお住まいとは羨ましいです。
一眼レフを持った先ほどのお姉さまがまだ張り込みをしていらっしゃいました。いいお写真撮れたかな??
閉園を告げる音楽が流れてきたので、後ろ髪を引かれる思いでハシビロコウの森を後にしました。
ふたばちゃーん、また来るからね~。
おわりに
私、こんなに鳥好きだったっけ??
と自分でもびっくりするほど満喫した「掛川花鳥園」。私には4時間半の滞在は短すぎました!次は開園から閉園時間までいたいです。今も時々飼育員さんのブログやオンラインショップ『FBP shop』をのぞいてはニヤニヤしています。
そして、今回のお土産探しで課題が一つ見つかりました。それは、
あんこちゃんグッズがないこと。
なければ作ろうじゃないか!ということで、編みぐるみに挑戦することにしました。悪戦苦闘した模様はまたの機会にお伝えしたいと思います。
Happy インコ lifeを!