インコ初心者におススメ。飼う前に読みたい本
何か始める前は、困りごとや不安解消のために本やネットから情報収集しまくる私。インコさんを飼う前にも当然、毎日インコ飼いさんたちのサイトをのぞいていました。
でも、個体の種類に特徴、飼うのに必要な道具、飼育上の注意点や病気など、全体的に網羅されているのはやっぱり書籍です。
今回はたくさんの本を購入したり、図書館で借りたりしたなかから、インコを飼う前の超初心者さん向けのおススメ本をご紹介します。
これまでに読んだインコ本リスト
インコを迎える前に一体どれぐらいの本を読んだのか?リストにしてみました。
- インコドリル
- かわいいインコの飼い方・楽しみ方
- 飼い方・気持ちがよくわかる かわいいインコとの暮らし方
- 新版 インコの気持ちと飼い方がわかる本
- 必ず知っておきたい インコのきもち 幸せな関係を築くために (コツがわかる本!)
- これ1冊できちんとわかる しあわせなインコとの暮らし方
- インコ&オウムのお悩み解決帖
- 遊んでしつけるインコの本―よい関係をはぐくむための遊びのレシピとしつけのミニ知識
- コザクラ・ボタンインコ―小動物ビギナーズガイド (SMALL ANIMAL POCKET BOOK SERIES)
- 飼い主さんに伝えたい130のこと インコがおしえるインコの本音 (図書館より)
- BIRDSTORYのインコの飼い方図鑑 (図書館より)
- 愛鳥のための手づくり飼育グッズ: DIYでうちの子にぴったり 鳥が快適・幸せに暮らせる (図書館より)
- 鳥を飼おう!(1): セキセイインコ・ブンチョウ・ジュウシマツ・カナリア (コツがまるわかり!生き物の飼いかた) (チビが通う学校図書館より)
いやぁ、自分でもびっくり!
買い過ぎ
借りすぎ
・・・
これに加えてインコネットサーフィンですから、飼う前からいろーんな心配事とその解決策で頭の中がいっぱいだったことがわかりますね。
実際飼ってみないとわからないこともたくさんある、ってことは、ワンコを飼う前も経験済みなのですが、心配性なのは、性ですねぇ。
インコ飼い初心者さんが持っていたい本
では、前述の本の中から実際に読んでみてこれがあればまぁ十分だな、というインコ飼い初心者さん向けの本をご紹介したいと思います。
かわいいインコとの暮らし方(濱本 麻衣先生監修)
飼い方・気持ちがよくわかる かわいいインコとの暮らし方を第一におススメしたい!
インコの種類、体のつくりや迎えるまでの準備、飼育方法、なりやすい病気といった、どんなインコ初心者向け飼育本でも押さえてあるような内容以外にも、以下のおススメポイントがあります。
- レイアウトが見やすい
- 実際にインコを飼っている方の体験談がある
- 手作りおもちゃの例が掲載されている
- ヒナからシニアインコのお世話まで網羅されている
- イラストがかわいい(BIRDSTORYによるイラスト)
でも、実は、同じ濱本麻衣先生監修の新版 インコの気持ちと飼い方がわかる本と、とっても迷いました。
初心者向けの本って上手くできていて、こちらにない情報はあちらにあって、あちらにない情報はこっちにあって・・・と、うまーく初心者が知りたいな、という情報を小出しに追加してくるんですよね。新版 インコの気持ちと飼い方がわかる本は先ほどご紹介した、飼い方・気持ちがよくわかる かわいいインコとの暮らし方と似ているのですが、以下の点はとても参考になりました。
- 飼い主さん達のお世話タイムスケジュール
- インコを家に迎えた初日から10日までの過ごさせ方
- インコのフォージング(採食行動)レッスン
ちなみに、おススメ一位の飼い方・気持ちがよくわかる かわいいインコとの暮らし方は2017年発行で、新版 インコの気持ちと飼い方がわかる本は令和元年発行になります。
監修が同じ獣医師の方だし、似ているといえば似ているのですが、足りないと感じるところを上手く補い合っているようなこの2冊は、予算が可能であれば両方持っていても損はないと思います。
絶対じゃないけど、持っていたいインコ本2冊
インコを飼う前に持っていたい初心者向け入門本をご紹介しました。入門本には必ず、ちょっと検索すればネットにもよく上がってくるのが、
インコの困った行動
インコ飼い初心者は、インコを飼ったことがないからこそ、
- 噛み癖がついたらどうしよう
- 家具や壁紙を破壊されたらどうしよう
- 呼び鳴きがうるさかったらどうしよう
- 挿し餌の卒業が遅くなったらどうしよう
- 毛引きをしたらどうしよう・・・
とまぁ、飼う前からいろんなことが心配になるわけです。やっぱり心配の種は少なくしておいた方が吉。
ということで、トラブル対処のためのおススメ本をご紹介します。
インコの気持ちを知って、トラブル対処に活かせる
インコ&オウムのお悩み解決帖は全18例のお悩みケースを元に、トラブル解消までの経過が具体的に書かれています。飼い主さんの思い込みや鳥さんの気持ちがわかって、ちょっと感動してしまうぐらいの本です。鳥さんのトラブルには、1に観察、2に観察、3・4がなくて5に観察なんだなぁ、ということがよくわかります。
客観的に観察することは、子育てや他の分野でも大切ですよね。
インコと楽しく遊べるアイデアがいっぱいの本
鳥なんて、籠に入れてときどき話しかけてあげて、ご飯をあげて清潔を保ってあげてればいいんじゃない?なんて思っていた私。初心者本を読み、トラブルシューティング的な本を読むと、
インコって、頭がいい生き物なんだなー。
ということがよーくわかりました。
もうインコ関連本は十分!と思っていた時にふらりと寄ったペットショップの飼育本コーナーで偶然見かけた一冊が、これ1冊できちんとわかる しあわせなインコとの暮らし方でした。
立ち読みをして即購入(^-^;
- ご褒美を使った具体的なトレーニング
- 使うご褒美の具体的な大きさや種類
- 市販のおもちゃだけでない、手作りおもちゃや遊びアイデアがたくさん
一応初心者向けなので、インコやオウムの種類やインコの飼い方、病気などもサラーッと載っていますが、あくまでも「遊び」をメインに購入する本だと思います。
先ほどご紹介した、インコ&オウムのお悩み解決帖の著者と同じく、バードコンサルタントの柴田祐未子さんが監修をしているので、鳥さんへの愛溢れる感じが写真とともに伝わってきます。が、いろいろ伝えたいことが多すぎて?字がちょっと細かいのが残念ポイントです。
これ1冊できちんとわかる しあわせなインコとの暮らし方は、チビがいろんなページを見て張り切って、
芸を教えるぞ!
とやっています。もちろん子どもですから根気が続かなくて、上手くいかずに途中でやめちゃうことも多いですが、小さいインコと小さい小学生が一緒に遊ぶ姿を見られるのは癒しになっています。
おわりに
新しいことをスタートする前は、私の中の心配性と完璧主義がムクムクと顔を出してきます。その結果が借りに借り、買いまくったインコ本。
でも、読めば読むほど
インコって賢い・・・ちゃんと飼えるかな・・・
と不安を解消するどころか、一時は逆に不安が強まってしまいました。
ある程度初心者本で情報を仕入れたら、
- インコ飼いの先輩を見つけておく
- 頼れる獣医師の見当をつけておく
我が家の場合は、チビの同じクラスのインコ友達がいたのでその子からも情報収集をしました。獣医師は口コミを頼りに、数件目ぼしを付けておきました。
準備万端!といっても、飼ってみなければわからないことはいろいろ出てくると思います。その都度悩んで試して相談して乗り越えていけばいいんじゃないかな?と思います。